ある精神科のお医者さまの体験談
「羽田先生
おはようございます。
昨日、准胝独部法を行っていた時に面白い体験をしたので、ご報告させていただきます。
目を閉じて真言を唱えていたのですが、突然、目の前に光の粒が広がり、それが一点に向かってどんどんと集まり始めました。
その点は大きくなるのではなく、小さい点のまま輝きを増していきました。
それを見ながら「あ、無意識って無限に広がっているイメージだったけど、実は膨大な情報が集まった点のようなものなのだな」と思っておりました。
このところ、トラウマを抱えた方の治療を行う機会が多く、無意識についてあれこれ考えていたところなので、とても面白いヒントをいただいたと思っております。
今後も、准胝独部法を続けてまいりますので、引き続きのご指導をお願い申し上げます。」
この無意識の捉え方は阿頼耶識に極めて近いイメージですね。
まさに専門医ならではの凝縮したものも反映されていると思います。
※異熟がある以上、仮初ながらも個の領域はあります。従ってその凝縮されたものがことみなされるものです。