何度もダイエットに失敗していればゼッタイに痩せるという文字には敏感になる。
面白いことに失敗すればするほど期待は高まる。
同系統のわずかな情報にも反応する脳みそができてくる。
同じように癌になれば、健康食品の癌が治る!などという情報には飛びつきやすい。
そこにどっと期待する構造になっているんですね。脳みそが。
全部インチキというつもりもないし、期待してもいいのだが、そこを知っておかないといけない。そこは商品では無く自分の問題です。
呪術系も一緒、たとえば絶対お金持ちになれるとか、絶対復縁できるとかいうマジカルな広告があると「こんどこそ!」という、飛びつき構造ができていることを考えないといけない。
株や投資もそうだね。
ギャンブラーはそうやって滅んでいく。
因みに親しい人からに効果のあったという報告の健康食品も中医学的に言えばその人の体質によって作用もおおきく異なり、場合により害毒にさえなるので注意が必要。
聖天信仰もそう。聖天さんは「どんな願いも絶対かなえてくれる!」という期待から、どこいって祈願してもかなわないとなると、手あたり次第に草の根分けて方々、聖天ジプシーみたいになる人もいるみたいですが…祈願内容の見直しの方が大事だと思いますね。
それは聖天さん自体を信仰してるんじゃなくて「どんな願いも絶対かなえてくれる!」を信仰してるだけなのではなかろうか。
ついでながら、なんでもそうだが「絶対」はない。
ゼッタイは絶対ない。
聖天さんもおんなじ。