准胝独部法。
ここ数年いろいろな方に伝授してきたが中にはカルマの洗い出しがきつくて怖いと言う人もいる。
たしかにさっさとやればいいとばかりは言えない。
過去にどんどんやっている人もいたがあまりにどんどんやる人は上滑りしてしまう可能性もある。
100万遍近くやりこんでも駄目になる人もいる。
授かっても全然やらないのは言うまでもなく話しにならないが・・・。
※ この行法が終わらない人は何一つ授けないことにしています。
だが、どんどん終わっているのはうわべは文句が言えないが果たして行になっているのかは微妙な問題だ。
行は早いからどうのというものでもない。加行のように一日、三時と時間が決められていたら早くも遅くもなくその時間で終わるのが如法だ。
そこをさっさとやってうまくできたなどと内心満足しているのならばやらぬより悪い。
そういうのはしまいに大転びに転ぶ。
一番大事な謙虚さがないから全く行になっていないのだ。
だからやるにはやっているがどうもあまりうまくできていないような気がして不安だ位が一番良い。
「すごいです!」とかおオーバーな神秘体験続出とか善いことだけ言ってくるものは全く信用しない。
勿論ケチは付けずに「ああ、この人はこれ以上やらせてはもう絶対 駄目!」と思う・・・
あまつさえ何か悟ってしまったようなことまで言うものは魔にみいられているか頭がやられているかなのだ。
准胝独部法は簡単だが奥が深い。
入りやすく至りずらい。そういう法だ。
やればやるだけのことがあるのもこの法だ。
これだけ一生やっていてもいいのだ。
化他行までするなら別だが自行ならこれに勝る法はないと考えてよい。
前は自室の壁にお軸をかけて拝んでいました。
母の病で居所を一回に移動してから夜のお祈りはしていなかった。
だが、昨日から祭壇も作ったし、みなと同じひとりの独部法の修行者になって准胝独部法をわたしも心新たに拝んでまいります。
もう数は取っていないがなるべく続けてやっていきたいと思います。
皆さんのお仲間です。よろしくお願いします。