この方は自分のことをよく観察していると思います。
懺悔する時には、頭で考えるというよりは胸の辺りに意識を持っていくと様々な忘れていたものが浮かんできます。
途中であまり浮かばなくなった時は体を少し揺すってみるのも良いでしょう。
無理に引っ張り出すというよりははじめにちょっと意識して、胸のあたりを意識して、ぼーっと眺めるような気分でいると懺悔に必要なものが浮かんできます。
真言を唱えて対応してるのは良いと思います。
懺悔あるいは気づきというのはすごく重要です。ただし自分の力には限界があります。
そこで仏様のお力と同じ志の修行者たちの力が相まって修行は進んでいくのです。
> ・何故だかわかりませんが、神仏の加護を受けるに値しない人間だと思い込んでいたことに気づけたこと。
これは重要な気づきですね。信仰する人が辞めてしまうのはここに引っかかるからなんです。この信念を持っていると、せっかく御利益を授かってもそれを受け取れないでいます。
そういう思い込みに気づけばそれで終わります。すると功徳も自然に授かっていくものです。
【ここから頂いたメール】
いつもお世話になっております。
滅罪会の感想や反省などを申し上げます。
反省点
・12日から修行を始めさせていただきました。
24日迄は自然と懴悔することが浮かんできたのですが、
25日26日と懴悔しようとすると額が重くなり何も考えられなくなりました。
結果、そこは飛ばして進めました。准胝観音様の真言を唱えると重さも無くなりました。
27日は思いがけない用事が入りかなり慌ただしく、集中して拝めませんでした。
良かった点
・24日迄の修行では、小さかった頃飼い方もわからないのに金魚を貰ってきて殺してしまったことなど、忘れていた悪事を思い出し懴悔できました。
・何故だかわかりませんが、神仏の加護を受けるに値しない人間だと思い込んでいたことに気づけたこと。
・懴悔することにより、心の奥底のわだかまりがスッとなくなりました。
イライラしながら拝んでしまったことがあったのですが、懺悔しだすと吸いとられるように
悪感情が無くなっていきました。
・去年から准胝観音様を拝みたいと思っていたのですが、今回御縁をいただけたこと。
滅罪会以前は拝んでいるときにどこかブレーキをかけていたように思うのですが、
以後はスッと素直に祈れるようになった気がします。
とはいえ、まだまだ完全に信心できているわけでは無いと思いますので、今後も精進いたします
今回滅罪会に参加させていただけたのは御縁をいただいている聖天様のおかげだと思っております。
今後も1日1座、計100座を目指し拝ませていただきます。
また、2月のお施餓鬼を申し込みたいと思っております、よろしくお願いいたします。
今回も御縁をいただきありがとうございました。
失礼いたします。
合掌
お知らせ
2月14日からの施餓鬼供養の申し込み締め切りは2月10日水曜日です。
初めて申し込まれる方は下記のリンクを参照してください。
施餓鬼供養の申し込みについて - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵
