これとても興味深いですね。
ウマンテラ様が踏んでいるのはどうやら邪鬼のようですね。
大天使ミカエルさまなら踏むのは赤き龍ですが、日本では龍は神聖な動物ですから、竜を下に置くとこの方を乗せてるみたいになっちゃうんで邪鬼にしたのかも。
僧形なのは聖なる方なのででしょうか。
そんなところ考えると結構、日本でキリスト教の布教を阻んだ一因になったのが日本の龍神や動物神信仰だったのかも知れませんね。
何せ、日本は妖怪と神様の線引きは友好的か否かだけみたいな国ですから。
聞いただけじゃクリスチャンの方には到底理解できないでしょう。
実際、クリスチャンの方に竜をお祀りしていると言ったらえらく驚かれて・・・こっちが驚いたことがある。
「どうして?!竜は動物ではないのですか?なぜ信仰するのですか。」
「そういうけどキリスト教でも龍は神に対抗するくらいパワフルじゃないですか?」
「悪魔崇拝は許されませんよ!」
「別によその神様に許されなくても大丈夫ですから、御心配には及びません。」
といってお引き取り願った。
「それはおやめなさい」と真顔で言って帰られた。
本気なんだね。少し驚きました。