「まいにち養老先生 ときどきマル」の再放送。
そのなかで解剖学者 養老孟子先生が
「親しいものの死は人生に変化を与える。どう変化するかはわからない。」
と言われている。
確かにその人を含んで構成している世界のパズルがなくなって一個合わなくなる。
だとすると大変だ。
場合によっては一個だけではない。
抜けたパズルの関連でほかのパズルも周囲からなくなるかも。
そうなると復旧が始まる。
自分が拡大したり、場合によっては新たなパズルをはめ込む。
そういうことが起きる。
それが養老先生の言われる変化かもしれない。
愛猫マル君は去年の暮れなくなった。
飼い猫は人ではないが、ときにそうした動物の死は知り合いの死より大きな変化を与える。私もそれは体験している。
養老先生もマルが亡くなって何かが変化したのだろうか