この世の中に生きる限り、病いの苦しみや老いる苦しみ死の苦しみは全ての人に平等に付き従うものです。
ですから病気になれば悩むのはあたりまえのことです。
そして、その中で何に気づきどう生きていくか。
生老病死の四苦を、自分が生きて菩提の花を咲かすための栄養とするならば、苦しみ転じて仏縁となります。
施餓鬼供養繰り返されている方からのメールをご許可を頂いた上で紹介します。
【ここから頂いたメール】
善龍庵
大森先生
お世話になっております。
千葉県の○○です。
○○のことで良いことがありました。○○○の細胞診の結果、腫瘤は良性でした。もちろん今後も定期的に検査をする必要はあるのですが心の底からホッとしました。
人間は生まれてきたら死を迎えるという当たり前のことを今回の主人や自身の体調不良で現実のものとして肌で感じています。
私の方はまだどうなるか分からず落ち着きませんが、どのようになるとしても授かった残された生を虚しくしないように、日々を、今を精進して生きていく所存です。
最近は日常のふとした瞬間に仏様や以前は恨んでいたはずのご先祖様への感謝が込み上げて胸がいっぱいになるようになりました。
この歳にしてようやく色々気付き始めることができました。去年の自分からは全く考えられないような自己変革が次々と起こっています。
「生き直しをさせていただいているのだ。なんて有難いことだ」と思いました。
これもみんな仏様、先生、修行者の皆様とのご縁のおかげです。感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。
感謝をお伝えしたいあまり拙い長文になり大変申し訳ございません。お読みいただき、お時間いただきありがとうございます。
時節柄ご法体を大切にお過ごし下さいませ。
合掌
♦お知らせ♦
7月25日日曜日から始まる施餓鬼供養の申し込み締め切りは本日21日です。