二回にわたって精霊供養を伝授する。
今、お施餓鬼で行っているからちょうどグッドタイミングです。
二人の弟子に伝授しました。
実際の修法にも随喜(同座すること)してもらいました。
随喜してもらったのは現物を見学するためだけではないんです。
一緒にお経を唱えて体験してもらいたかったからです。
何を?
声がとられるのを。
餓鬼がお経が欲しくて口にまで手を突っ込んでくるので非常に唱えにくいものなのです。普通の葬儀、法事やご供養ではない体験。
普通にお次第は施餓鬼ですが霊符や紙天蓋作ったり、塔婆の扱い、真言の唱え方など細かい口伝が色々。
それを体験し、体で確認してもらう。
わからないというようでは困る。
餓鬼からお前のお経はいらないといわれてるに等しい。
この体験は宝篋印塔をお祀りした方からも報告をうけています。
宝篋印塔はその徳を慕って霊が集まるが、精霊供養は積極的に集める作法だからさらにさらに大変です。
これが終われば一応は祈祷も供養も免許皆伝。ここまで平均5~6年かかる。
長いような短いような。
これで大概の亡くなった方のご供養はできます。