近所の女性が自分の孤独をなじっていたという理由で殺害。
人間というのは不思議だ。
マイナスの評価をしている人間を殺さないといけないのはなぜか?
この容疑者自身が自らの孤独にマイナスのほか意味を持っていなかったからだろう。
「孤独で何が悪い!余計なお世話だ。」となれば殺すことも必要ない。
評価に振り回される人の結末はいつも悲惨だ。
まあ、もともと精神的に偏っていたのかもしれないが、地元の名士だった親の息子だから日ごろからさぞやかましく「そんなことでは世間様が・・・」といわれてきたのだろう。
4人も殺害したのだから極刑でも当然であるが、見方を変えたらこういう価値観の犠牲者かもしれない。
ある意味、人に有害でないなら「どうであろうと余計なお世話」の人生観は大事だ。
ただ大事なのは自分で自分のありかたを是とするか否かだ。
自分の価値で徹底すれば怒りもわかない。
ものさしはこちらにしかないのだから。
「知ったことではない」は大事だ