そこで坂上は「やっぱりお芝居で育った側からすると、これやられちゃうと、困っちゃうというか」と待ったをかける。「僕の偏見かもしれないですけど、大体そういうこと言ってるの、アスリートの方でしょ?やっぱりアスリートの方って、結末最初見ても、ちょっとアホだから忘れちゃう」と“爆弾発言”でスタジオをザワつかせた。
「アスリートはちょっと阿保」
まさしく偏見だ。だがそんなことは辛口な冗談とわかりきっている。
「それ、ひどいね~!」くらいで終えておけばいい。
少し前ならそんなもの。世のなか全体が辛口のキャッチボールができない。
みんなデッドボールになる。
これも躍起になって火消するほどのことと思わない。
こういう世の中ではブラックジョークももう通用しない。
いやはや無粋な世の中になったものよ。些細なことでもジョークで還せないですぐに怒る。
幼稚な世の中だ。
テレビはこれでまた「坂上たたき」があるかもしれないけど、わたしから言えば「そのくらいで騒がないでも…」と思ってしまう。
彼はアスリートは知能指数が低いとか言っているわけではない。関心のベクトルでしかない。
かくいう私もネタバレ大好きだ。
結論が詰まらないならその映画はみない。
何かというと「差別発言」だの「侮辱」だのといって人をつるし上げる世の中はハッキリ言って安全ではない。
オーバーに言えば最近はみなが耳をそばだて秘密警察になっているような感じだ。
そんな世の中のほうが私は住みずらいなと思う。
坂上氏の毒舌好きです!
最近讃えられ放題の亡くなった毒舌家芸人の上岡龍太郎さんの毒舌の方が愛が感じられないね。ハッキリ言ってかなりひどい。
世の中のこうした「そうだ そうだ」のバカバカしい付和雷同には虫唾が走る。