金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

これは親である人は是非読むべき記事だ

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「子どもの気持ちにあまり共感できない親は、子どもの欲求や感情を正しく認識できていません。そのような親に育てられた子どもは、ある状況に対して正しい感情を持ったとしても、「私が感じていることや考えていることは間違っているんだ」と思うことが多くなります。  子どもに対してなかなか共感できない親は、じつは自分自身の感情ともうまく向き合えていません。自分自身の感情と向き合うことは、共感するための前提条件になるのです。  たとえば、子どもが母親に「ヨナス君が僕と遊んでくれないんだ」と言って、悲しんでいたとします。このとき母親は、自らの悲しみの感情と向き合う必要があります。そうでなければ、子どもに起こった状況を子どもの立場になって感じることはできません。  もし、母親が自らの悲しみの感情を脇に追いやったり、無視したりしていたら、子どもの悲しみに対しても同じように対処することになります。その場合、母親は子どもへの対応に困り、ぶっきらぼうにこう言うかもしれません。「そんなにメソメソないの!その友達がおかしいんだから」と。そうすると、その子どもは「この状況でこの感情を持ったなんて、僕が間違っていたんだ。僕は悪い子と友達になったんだ」といったことを学ぶことになります。」