2024-08-13 煩悩 喫茶去 貪瞋痴の煩悩を除くことは仏教の基本 声聞や縁覚だったら二度と転生を承けないために煩悩をギリギリ起さぬよう工夫する。 大乗菩薩道はそうではなく慈悲のためにこれを退ける。 そして慈悲のためにこれを行うことすらある。 大菩薩は慈悲の実践のために一抹の煩悩を糧として、ことさらに輪廻の旅を行く。 理趣経百字偈のはじめに曰く 菩薩勝慧者 乃至盡生死恒作衆生利 而不趣涅槃