金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

日本人のマナーもあきまへん。

今日、地下鉄にのったら大きく「ここでは携帯電話の電源はオフ」と書いてあるコーナーがありました。慌ててオフにして座るとなんと正面の女学生が盛んに携帯をいじっています。すぐ横には人の顔くらいの大きさでこのコーナーは携帯の電源はオフとかいてある。
もろに不快そうにずーっと見ていたら向こうもきずいたのか。それきり目を伏せて携帯をしまってしまった。
すると次の駅で今度は高齢の男性がのってきてまたも携帯を触りだしました。
身なりもきちんとした人ではありますがお構いなしに携帯いじってます。此れも臆面もなく不愉快そうに見ていたら、そのうちに目があって気がついたのか携帯をしまってやおら文庫本を読みだしました。

ところが次の駅では乗ってきた人々。むこう側にいい年をした家庭婦人と女学生がやはり携帯電話を操作し。私の前に背中を向けて携帯をいじる男性。すぐ横二人の男性もゲームだか何だかやっている。
私も金剛夜叉明王ではないので一応目は二つきりです。一度に五人も睨むわけにもいきません。因みに隣の若い男性に「もしもし、いけませんよ」といってもよかったのですが、頭にきて「おいっ、兄さんよ。お前にはこの字が読めんのか!」とやってしまいそうなのでやめました。
これはペースメーカー入れている人によくないということだと聞いていますが、こうなるとそういう人はいつも泣き寝入りしていても不思議じゃないですね。
最近、日本人のマナーの悪さもどこかの国に負けていませんね。
外国人のマナーはよく話題になります。先日は中国人のことを書いたけどこれじゃあ余所の国のことを言えないなーとため息が出ました。
学生はともかくも「いい年した爺様よ。もう少し考えなよ。」と云いたいですね。

かなり前ですが夜タクシー待ってたらひとつまえの集団が「おーいこっち、こっち」と云って後から二人男の人がやってきて割り込んできました。前にいる集団は4人だか3人だかです。
いっしょにのれる人数ならいいけど、タクシーは乗客四人までだからこれじゃあ一台分オーバーです。
「あんた、なんなんだ。うしろで人が沢山まっているんだぞー!」とわざと並んでいる全員に聞こえるように大声出したら、前にいた爺さんが「いや、そうじゃないの。僕たち一緒なんだよ」ときたもんだ。
「なにがそうじゃないだ。」
「割り込んでなんなんだ!アンタ。私の言うことが間違っていますか?間違ってるというならどう間違っているのかいってごらんなさい。・・・・ 後ろに行きなさい。」と言ったら「すいません。」でもなんでもなく、さもいまいましそうに最後尾にいきました。
タクシーの運転手に聞いたら大きい病院の先生達らしい。
皆さん全員お偉い医学博士かなんかだろうけど教育と教養は別だねと思わざるを得ません。