漫画の大好きな人が漫画家の生活を脅かす残酷なシステム。
こういうものがどこまではやるかはその国の成塾度にかかっていると思います。つまり「おとな」の考えをする国か否かということです。
漫画家なんてね…売れっ子でもなけりゃ食えない。
やっと掲載されたと思えばこういうのも出てくる。
売れっ子の先生は先生で本当に寝る暇もない重労働。こればかりは人にベタ塗りしてもらおうがスクリーントーン張ろうが基本、手作業ですから。
そういう過酷な世界。身を削って生きる世界。
そこへもってきてタダで著作権が侵害されて漫画が提供されてしまう。
「違法じゃないので拡散して」とまで言っているとのこと。
違法に決まってます!
政府は規制の方向へ。
一部の学者様はこれをもって「国民の知る権利の侵害」「検閲である」との反対意見のお言葉。
やっぱり偉い人というのは私みたいなもんとは脳みそが違うね。
でも…思うんです。
「なにをいいやがる!」と。
そんなアホなこと言えば個人情報保護法だって知る権利の侵害。
入国審査、出国審査や税務調査は検閲だろうがと思ってしまう。
頭が悪いせいか、そうとしか思えん。
もちろん個人情報の保護や税務調査、出入国審査には反対しません。税務調査はあんまり愉快とは思わないけど、まあ必要は必要でしょう。
だから漫画村も規制は賛成。
知る権利だって、野放しじゃダメ。
検閲も場合によっては「検閲はこれをしてはならない」ではなく「検閲はこれをしなくてはならない」ではないのでしょうか?
そんなの憲法に反するって?
「じゃ憲法の条文変えたらいい。」とサラッと思うのは私だけでしょうか?
憲法はもちろん国の根幹。
しかしながら法律である以上、神様の教えでもなんでもない。
しょせんが国家運営のツールです。それ以上でもそれ以下でもない。
ツールなら運営上、都合悪けりゃそこんとこ変えりゃいいのでは。
口悪くてすいませんね!いつもですけど。
ま、実際は「検閲云々」の憲法の条文は変えるまでもなく十分こりゃ違法だわね。
変えるまでもないでしょ。