故あって郷里に1週間ほど帰るので、その間やらないでいた理趣分一挙に拝みますと言っていた得度者さんが帰って挨拶にきた。
「アンタ理趣分、やらなかったでしょう?」
「なぜわかるんですか?」
霊狐さんがそういっている。
「二、三回やってすぐやめおった。意外と長いと思ってやめたのだ。」といっている。
そのとおりだったそうです。
当人は驚いていましたが・・・
それで、「何でも最初はなれないと苦痛だがやらないと慣れないよ。」という当たり前の話をしました。
この人は多少霊感があるので他にも「こんなものが見えたんです。」という話も色々してくれましたが・・・
「そうやってどうでもいいもの見て、どうだこうだなどと下らぬことを言っているうちは駄目だな。」と手厳しい。
そんなことが分かるならぜひ聞いてくれと言われることもありますが、いつもいうように霊狐さん次第です。
気がないことにはいっこう答えてなどくれません。
ある人のことで心配になり「この人この先どうなるのでしょうか?」と訊いたら
「さあな。まあせいぜいバタバタするがいい。」でおしまい。
しかも「お前には関係ないことだぞ。大した気持ちもないくせに薄っぺらな仏心などやめよ。」とまで言われた。
そもそもお告げに頼った信仰はならぬというスタンスなので無理。
これじゃとても世間でいう霊能者みたいな商売にはなりません
金返せと言われます。(笑)
冷たいですか?
私はそう思わないです。
必要と思われることしかいわない。
訳の分からぬお騒がせな予言などもしない。
それが私の知る霊狐さんです。
だからこそ私は霊狐さんを信用しています。