聖天様にはふつうあれこれ祈願する。
商売繁盛、受験合格、身体健康、良縁成就などなど
それは普通のことですが・・・・その拝み方次第k叶う叶わないはあるのではないかと思います。
聖天様の御利生の特徴は、それがいつも信者さまそのものに向けられているということなのです。
だからお金が儲かりますようにと言うより、儲ける人にしてください。
と言う方が届きやすい。
つまり聖天さまは慈悲護念している皆さんがどうなるのかだけが関心事なのです。
お金や物や第三者のような対象物ではなくです。
そこが象頭人身のわけ。
動物に接するとわかりますが、馴れる動物と言うものの関心は相手の人にしか向けられていない。
聖天様は動物ではないですが考え方は人間と少し違う。
相手そのものが大事でそこから離れたものには関心は薄い。
ゾウや馬や犬などは特にそうですね。
でも当然神様で動物じゃないから働きは人間以上です。だから体は人間なんですね。
だから例えば結婚でも自分がいて理想の相手がいてそういう人を引き寄せたいとかいう俯瞰図が頭にあって、それをかなえて欲しいとか、あの人をゲットしたいではなく、ズバリ自分が幸せな家庭を持つという人間になりたいという自己像を祈る。
もっともひな型としてだれかを想うのは結構です。
でも肝心なのは人気が欲しいなら魅力ある人間になる。
受験合格したいなら学力ある人になる。
尊敬される人になる。
全て最後は○○になるで自己像で帰結させる。
いかなる人になりたいか。それこそがうたかたのような御利益に終始しないで確かな御利益を得る祈りです。
だから・・・聖天様であれもこれもとほしいものを手に入れてやるとか言う祈りではなく
幸せな聖天信者になるという自己像で祈ってください。
合掌。