金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

「癌らしいんです」ならまず医者へ

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松江先生のこの記事は再掲したものです。

ここに書かれているのは全くその通り。

西洋医学だけが治しうるわけではないが、時々医者の医療を全く無視して漢方薬や健康食品の類だけで癌や難病に立ち向かおうとする人がいる。

そういう人の多くは結果助からない。

漢方薬ならまだしも困ったことになかには全く根拠のないものを頭から信用するというか、信仰している人はそうやって亡くなっても、同じような仲間の人は反省はないもののようだ。

いわゆるネオ・スピリチュアル系の人は往々そういう人もある。

「逆にもっと早く医者の薬をやめれば助かっていたのに・・・」ぐらいのことしか言わない人さえいる。

確かにどんな薬でも副作用はあるし、手術後の抗がん剤治療を拒否してそのまま治っている人もいる。

だんだん質がよくはなってはきているものの抗がん剤治療は毒性が強いので医療関係者でも拒否する人もいるらしいが、私の知るある人はそうではなく。治療にかけるお金がもったいないから嫌だと言ってやめたのである。

命よりお金なのか(笑)

癌のご祈祷も承ることはあるがなかには「ガンらしいので祈ってほしい」という人もある。

聞いてみると、「らしい」は医師の診断でなく自分でそう思っているだけだという。

理由を聞くと怖いので病院に行かないで祈祷してもらおうというわけだ。

はじめから呪術のみに頼り切る

そういうことでは祈祷はお受けできないと断っている。

当人は言うまでもないが、祈る場合も正確な病状や病気はしっておくにこしたことはない。

香港の人に聞いたが、「医者に漢方に神様・仏様はセットだ」という。

それが賢明なことだ。