金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

どこの聖天様を拝むか

聖天信仰するときはどこの聖天様がいいか?

足はこんでください。

実際手を合わせて見て場を感じてピンとくるところにして下さい。

ネットで御利益あった!なんて書いてあるからと言うのは必ずしもお勧めしない。

信仰に関しては自分と人の因縁は別ですからね。

そして信仰は足を運ぶことです。(今はコロナで難しいけど基本ですね)

必ず行くこと。どうしてもいかれないならそこは対象外です。

私もいっぱい歩いていろいろお参りして師匠の寺に縁があった。

最初は有名な三大聖天のいずれかに行こうと考えていましたが…でも大井のお寺に行かねば今日の私はいない。

 

最初は本を買いに行っただけ。

師匠も「うちは簡単にゃ信徒にしない。アンタこれ一冊読めるか?」と分厚い礼拝作法を見せて頂いたが、「こちらで信仰などしません。本買いに来ただけ。」とまではいわないもののそういう生意気な気持ちでいた。

でも私的にピンとくるお寺はなくて二度目に「お守りありますか?」と聞いたら「うちはお守りもお札も同じだ。祈願によってはじめて作るのだから出来合いの御守りなんかおいてない。」と断られた。

それでカチンときた。

どこもピンとこないうえに、なんか聖天様自身に拒否された感があって引き下がれない‼

21日間日参して聖天様と勝負することにした。

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中日が未曽有の豪雨で電車は全部止まったけど駒澤大学から歩きで大井まで行ってジャンパーの袖から雨どいみたいに水が噴き出しても拝んだ。

師匠はお寺の中からちらりとのぞいていた。

 

・・・それでその後初めてお札を作ってくださった。

私と聖天様の長い長いご縁はそんなふうにはじまりました。