神仏がなぜわれわれのお願いをかなえてくださるのでしょう。
宇宙の最も根源的なところに我々に好意的な霊的存在がいる?
そういう考えも勝手ですが・・・それはかなり都合のいい考えだと思いますね。
宇宙の大霊がなぜ人間に味方するのだろう。
仏教的に考えてみたら仏性というものと大自然とは同じものです。
超自然はない。
仏というものと私たちは同質なのです。
仏に本来形はない。私と仏という考えをしてみても私と別物の仏ではない。
仏にそうて自然法爾に生きることが仏教的生き方です。
それは同時に人間らしい生き方ということになる。
神道でいうなら惟神といったところですね。
私たちが本質である仏と等しくある時、自然な流れに入り、自然な恩恵を受けられます。
その何がどのくらい必要かは仏にまかせるべきです。