このブログを読んで「死んだら終わりなのでこれでいいんですよね」という人がいましたが、そういう意味では全くありません。
死んでも次の世界はある。
だから生きていうるちしっかり修行していくのです。
それが仏教の基本中の基本。
そういうことが満足にできないからこそ死んだときにお坊さんに色々してもらうだけのことです。
この人に「人間は死んだらおしまい」と教えてくれたのは何と菩提寺の和尚さんらしい。
ここのお寺は何宗だか知らんけど、釈尊も葬儀は大事にされたという。
宗教学者・正木晃先生の研究で当時のインドでは仏教は「死んだ人間を拝む宗教」とまで他の宗教からは悪口いわれていたとか。
むしろ「死んだらおしまい」などという和尚に拝まれてもなにひとつ功徳にゃならないからこそ自分で修行するんです。(笑)
一人でどこかで死んでもいいようにね。
うわべの儀式の壮麗さや盛大さで成仏するわけじゃない。
いいたいことはそういうことです。 合掌。