2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
境内に彼岸花が咲きました。正式名称は曼殊沙華。 これが咲くとまわりはまだ夏と変わらぬ青々とした景色でも、いよいよのびきった葉っぱも終わりの始まりかなあと思う。 秋らしい風情が漂いますね。 いいなあ。・・・なんか、もの悲しくもあるけど。 馬頭観…
四国遍路ではご修行と言って「托鉢」をします。 家の前で般若心経読む。 すると色々くれる。そういう習慣があります。 でも「お通り」と言われたら止めて次に行くルール。修行遍路なら必ず托鉢修行しないといけないと言われた。 そこでくださるものは「お接…
山梨県龍石寺より吉田玄勝ご住職をお招きして修験懺法の講習を開催。 私も含め13人もの方が出席しました。 天台寺門宗では現在はあまりこの懺法をやる人いないそうですが、昔は結構盛んだったとも聞きます。 軽快でリズムがいいので覚えやすい。なにより本懺…
金蔵寺を出た白戸師匠はさて次はどうしようかと考えた。 いまさら不動精神教会に戻ることは考えていなかったし、かといって、まだ教会を開くという考えまではなかったようです。また、園城寺に行くというのも、すでに金蔵寺の天台寺門宗管長である大岡俊謙猊…
今回、岩手県の信者様のお店でお参りさせていただきましたが、聖天様からのメッセージで「ここは美味いものがあがるが…お経があがらぬぞ。」と言われました。 それで、言いにくいことですが聞いてみると・・・なんとお経はあげたことないという。 これじゃダ…
さて三日目です。最終日は花巻市の宮沢賢治記念館に。 宮沢賢治大好きです。 これは「注文の多い料理店」を模した「山猫軒」という土産物店兼レストラン 他の生命を殺さなければあらゆる生命は生きられないという真実の残酷さを歌った「ヨダカの星」の石碑、…
今回は小野寺社長の御厚意で2泊3日、ゆっくりして欲しいとのことで行ってきました。安比高原のホテルに二日間おりました。 ここは小坂の小坂鉱山事務所。洋館づくりがすばらしい。なんで今はこういう建物作らないのかなと思う。金と銀の鉱山だったそうです。…
さて白戸師匠は松山市の大西先生のもとを去り、隣国讃岐の金蔵寺に入りました。 金蔵寺は天台寺門宗の別格大本山。 傘下に円満院、聖護院、実相院の三門跡を失った本宗としては金蔵寺こそが最高の寺格を持つ寺院でした。 ここで一緒だったのが小笠原観念師で…
七人みさきの他に私が、師匠からよく話に聞いた四国を代表する妖怪には『霊狸』があります。霊狸とは言わずただタヌキと言っていますが、そこは霊狐をただキツネと言っているのと一緒です。 実は私の弟子で住職している者が母方の家が愛媛県でした。そのお祖…
今日は雨。 冷たい雨がシトシト降っています。 普通猫は水が嫌いなはずなのですが・・・・うちの猫連ときたら 奥からレンちゃん、バトちゃん、ソランちゃん・・・みんな並んで外に出ています。あんたらアホかいな。バトちゃんなんか寝ていますね。 雨がかか…
四国で言う「七人みさき」は七人の不幸な死に方をした亡霊の集まりでいろいろに言われていますが、私が師僧から聞かされたのは七人まで取り殺す。つまり連続的に人が死ぬというのが特徴の霊障でした。 実際の数は七人とは限りません。 本土で言う「金神七殺…
今日は信者さんが水槽のこけ掃除を丁寧にしてくださいました。ピカピカ 感謝です!時々は掃除しますが・・・でも5日もするとまた出ます。 ま、そういうもんです。出ないようにする薬なんか売っていますが・・・ 使うと出たときはとてつもなく耐性のあるコケ…
九月の庭。遠くツクツクボウシが聞こえます。 涼しいのでコウちゃんももう縁の下に逃げないでも眠れます。 キンポウゲでしょうか。 お昼寝中のコガネムシ 石ネコさんも涼しそう なんだかんだと言って凉しくなる。季節は争えません。 明日は御祈祷で岩手県で…
K師からはこの時に他にも心霊にまつわる不思議なお話を色々伺いました。 K師がある年のお正月に近所の神社で狛犬の前にお餅をお供えしました。そのときうっかり「犬神さん召し上がれ」と口にした。 そうしたらその日の夕方から高熱が出て下がらない。 自分で…
時々、因縁が深いので幸せになるのに修行しないと…ということで仏道修行、めざす人がいますが…。 「私因縁が深いんで、だから修業したいんですぅ。」とかいう方々。 修行の目的は何?幸せになりたい? その方の言われる幸せって一体何でしょう_? お金、病…
大西先生と並んで白戸師匠が尊敬していた田邊辰嶽先生。 この人の弟子のK師という女性行者がいらした。 なかなかのお方でした。わが師もあの人はちょっと違う…と認める術者でした。 一番最初は姉弟子から講習会の写真を見せられ、お写真でこの方を見て「あ、…
朝四時からおきて御浴油祈祷を済ませておいて・・・ 今日は画家である母(木村円香)の絵が東照宮所蔵の美術品として選ばれたので東照宮客殿で開催している展示会「平成」に行ってきました。 忙しくてなかなかいかれず最終日でした。こちらが東照宮の客殿。 な…
今度は都内に風疹大流行の兆し。 免疫ない人は重症になる恐れもあるとのこと。怖いですね・・・ さらに妊婦が罹病するとおなかの赤ちゃんに先天異常の恐れもあるといいます。 ・・・今度は疫病ですか。このところ、まさに七難並び立つ勢い。 どうなる国難の…
白戸師匠はこうして高校卒業するまでは大西先生のところにいたそうです。 何の術でもよく効いたけどそういう学問的なことにはあまり大西先生は興味はなかったようです。 ある時お札の中に入れる内符を書いていた。 不動明王の真言なのですがどうも違うのに白…
大西先生の得意な霊媒祈祷は私も継承しています。 五体加持といいます。 私の場合は習ったというより、ある日やってみろと言われてやった。 自分も何回も受けているし、憶えていて当然と思われたんでしょう。昔風の教え方はそんなです。 「教えることなど何…
かくも強い法力を持った大西先生。 刀印でエイッと切りつければ次の日にはその切りつけた稲穂がばらばらに腐って落ちるほどの力があった。 留守するときはお米の粒を祈って置いていく。 病気とかできたらこれあげておけと言われたそうです。 実際にこれを頂…
この世で一番大事なのは_? 自分です。 これ以上大事なものは他に何もない? いいえ、そうじゃないです。子供です。親です。恋人です。夫です・妻です。 お国です。犬です。猫です。孫です。地球です。・・・と言ったところで それ全部「自分の…」が付くで…
中国人の信者さんが私の文を中国訳して中国の仏教徒の皆さまに紹介してくれたようです。 多謝、多謝!阿弥陀仏 「十一面観音様。もっとも付き合いの長い仏さまといえばこの方。 なかなか難しい観音様ですが、もうずーっとこの方と一緒。 多分死ぬまで。 その…
でも大西先生の霊感は修行の末に開いた霊感でした。 生来のものではなかったそうです。 面白いのは生来強いという人は得てしてコントロールがなかなかできない人が多い。 生来の能力だから強いのは強いけどもてあます。 だから霊視しても頓珍漢になる。 商売…
鉄天さん迎えに行きました。 京都と言えば伏見のお稲荷さん。素通りできません。遥拝して進みます。 この界隈もだいぶ変わったですね。猫カフェに外人さん向け和服提供のお店 師団通りのうどん屋さんに寄る。このおうどん凄い「こし」の良さ! こんなのはじ…
今日は「鉄天さん」お迎えに京都へ・・・今日が西が方位の良い最終日。 だからなんですけど・・・ なんと昨夜さっそく鉄天さんにお働き頂くようなことが勃発!かないませんなぁ 急遽、明日から浴油の予定です。 余裕があるのでたまにはお次第も書き直して毘…
そういう大西師のもとに13歳で入門したわが師白戸快昇(照彦)ですが、その経緯というのが変わっている。 何でもその街には「お代さん」つまり神様の下りる行者さんが何人もいたそうです。 いわゆる霊媒ですね。そういうのを「お代さん」「寄り代」と呼びまし…
わが師の師である大西先生には、私が白戸先生にお会いした時にはすでに亡く、私はおあいしたことはありません。ただ相当の術者であったようです。これは天部信仰読本でも触れました。 さて舞台は戦前の愛媛県は松山です。 大西先生はもとは在家の方でした。 …
政治家と宗教家はともに人々の福祉のために働くべき仕事です。 でもおのずと在り方に違いがあります。 宗教家はそこに飢えている人が目の前にいればまず食べ物を、凍えている人がいるなら家に入れ暖を取らせるというのが宗教家でしょう、 つまり縁にふれて慈…
ニャンコが内陣で悪さしますので最近工夫しました。猫ねっとを礼盤の座布団において・・・ 左右の方には猫除け超音波発生器。 これで万全。赤く点滅して超音波を出します。 ‼数々の工夫したのに、難なく内陣に入るレオンちゃん。結界破れたり!処置なし。